ACT1026 減点方式と加点方式
あと24日。
ファントムブラッド。
この漫画を端的に表現するなら、
『加点方式で採点するならそこそこの点数、
減点方式で採点すると壊滅的』といった感じか。
ところどころに光るものはあるのだが、
ダメな部分がとことんダメにしている、という感じ。
で、そのダメなところ、というのは『とっつきの良さ』に関わるもの。
カメラ視点の見づらさ、方向転換のしづらさ、操作の説明不足……
そしてバランス壊滅のブラフォード水中戦に、ディオモードのいじめっこ。
(後者についてはパラメータの設定ミスと思われるが……)
最低限、快適にゲームをする上で必要なところで減点されまくりなのである。
ところでこの『加点方式』と『減点方式』の両方でエンターテイメント作品を見た場合、
それぞれの点数の比率でその作品の方向性や個性が見える気がする。
例えば……
■無個性型
加点、減点両方とも無難な点数。これといった弱点は無いが、特に売りもない。
一言で言うと、地味な作品。
例:はぴねす。
■優等生型
減点は低く、平均よりも高い加点点数を持つ作品。
万人受けするタイプ。
例:ゆのはな。
■狂い咲き型
減点方式で見るとボロクソだが、それを補って余りある加点点数を持つ。
成功を収めるタイプ。
例:ビッグタイトル全般。
■二律背反型
減点も加点も両方かなり高い数値を持つ。差し引きゼロ。
コアなファンがつく。
例:ロマサガ。
■駄作型
減点の方が加点を上回っている。
大抵の場合、妙なところにこだわり過ぎて基本的な部分が見えていない。
例:自主規制。
■ネタ作品型
減点が多すぎて突き抜けてしまい、ネタと化したもの。
意外と加点が高いものもあるのだが……
例:デスクリムゾン。
作品に対する『批判』ってのは減点部分に着目したものが多いようだ。
実のところ、減点できない作品なんてないと思うのだが……
加点も減点もそれは個性の裏返し。
個性が強ければ強いほど、両方の特性は強くなる。
そして、プラス部分とマイナス部分、どちらを評価するのかは、
その人の感性に因るものが大きいのだから。