アバタールチューナー2。
とりあえず一週目はストーリーを見るためにノーマルモードでプレイしたが、
次は裏ボスと戦うためにハードモードでハードな戦闘体感中。ムービーはすっ飛ばし推奨。
しかし本作は、ストーリーのためにゲームシステム面がかなり割を食っているのが気にかかる。
具体的に言うと、
1.『仲間の出入り激しすぎ』
2.『クソ長いラスダンからの脱出不可』
1について。
このゲームをやった人間のほとんどがこれで痛い目を見たと思われる。
というか私はアルジラ、ロアルドをレギュラーにして進んでいたので、
二人が中盤で死亡した時には本当にえらい目を見た。
かと思えば、ステ振りマントラかぶりまくりのサーフとセラが同一メンバーに入ったり、
二人が兄ラになってからは、せっかく復帰したアルジラとロアルドが、
今更使えねー雑魚マントラしか習得してなくて、
結局シエロとゲイルを使うしか選択の余地がなかったり。
本作のように、キャラクターの成長が他のキャラに受け渡しできないゲームでは、
頻繁にパーティメンバーを入れ替えるべきではないのである。
(本作のキャラの成長は主に習得スキルで定義づけられている。
レベルが高くても習得スキルが弱かったら全く使い物にならない。
そして習得スキルはそのキャラ固有のものであり、
仲間同士で交換することなどは出来ない)
このへんをFFシリーズと比べてみると……
<FF1>
パーティ入れ替え無し。(ただし無茶なジョブ選択をすると後で泣きを見るが……)
<FF2>
パーティ入れ替えは4人目のみ。
明らかに補欠枠なので安心して使い捨てられる。
(ただし問題なのは、自由度が高く見えるわりに、
その実効率的なプレイとそうでないプレイとの間にとてつもない効率の差があること。
FF2のバランスはアリスソフト作品並みにテキトーである)
<FF3>
パーティ入れ替え無し。
<FF4>
頻繁にパーティが入れ替わるが、
キャラの成長が『レベル』『装備』の二つだけで定義される本作では、
唐突にキャラが入れ替わったとしても決定的な戦力ダウンには繋がらない。
<FF5>
事実上パーティ入れ替え無し。
もともとジョブの基本アビリティだけでもクリアできるシステム。
<FF6>
パーティ入れ替えが頻繁に起こる。
序盤はキャラの成長はレベルと装備のみで定義されるために、
いくら入れ替わったところでどうということなし。
世界崩壊直後に仲間になるメンバーを鍛えていないと正直しんどいが、
それでも用意に習得できる中級魔法さえ覚えてしまえばゲーム進行可能。
そもそも敵がそんなに強くない。
<FF7>
中盤で頻繁にメンバーが出入りするがマテリアの着脱だけで無問題。
そもそも敵がラスボス含め、雑魚だらけなバランスという罠。
<FF8>
頻繁にキャラが出入りするが、
ジャンクションシステムによりどのキャラでも自由にカスタマイズ可能。
レベルすら必要でない。
<FF9>
キャラの成長の大部分はレベルと装備により決定。
あえてAPためてアビリティを習得しなくても、
装備品から直接アビリティを引き出せば問題なく進行可能。
10以降は未プレイなので割愛。
FFシリーズに関してまとめて言うならば、
パーティの入れ替えと戦力の変動については以下のような方法で対策している。
『メンバー入れ替えの枠を固定、あるいはそもそも入れ替わらない』(FF1~3、FF5)
『メンバーが入れ替わっても自由にキャラのカスタマイズが可能』(FF7、FF8)
『キャラクターの強さをレベルによって定義する。
新規キャラは従来メンバーの平均レベル』(FF4、6、9)
『敵が弱すぎ』(FF6、7)
メンバー入れ替えの少ない初期作品はともかくとして、
メンバー入れ替えが頻繁に起こるようになる4以降の作品では、
キッチリとその際に起こる戦力の変動について考えられて作られているのである。
アバタールチューナー1ではバランスがキッチリと練られていたけれど、
2になると途端にアトラスらしさというかメガテンらしさというか、
システムの大雑把さが目に見えてくるような気がする……
ボス戦は相変わらず面白いんだが……