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ACT1352 メタモルファンタジーをやってみた

というわけで、いつまで経っても完売の見通しが立たないハタヤマパペットに触発され、
久々にメタモルファンタジーをプレイしてみた。
……こんなに戦闘グラフィックしょぼかったっけ?
知らぬ間に思い出が強化されまくっていたようだ……

久々に魔王、ハゲと戦ってみて、改めてこのゲームの面白さを再確認。
具体的には、パターン構築の楽しみとランダム性の両立。
バトルパートの基本的な戦略としては、
相手のセットした魔法の属性に合わせてこちらの魔法を選択するわけだが、
いずれの属性についても2択がプレイヤーに迫られるのだ。

■赤
攻撃、あるいは防御魔法。
敵の攻撃には防御魔法、敵の防御には補助、回復をぶつけるのがベストだが、
逆のパターンを選択してしまうと不利になる。
特にこちらの攻撃魔法を跳ね返された時が最悪。

■青
補助魔法。
基本的にはこの魔法ターンは相手が無防備となるため、
攻撃や回復を安全に行うチャンスとなる。
ただし、隣接する魔法にどのような強化魔法がかかるか注意する必要が。
雑魚敵については青ターンは確実に無防備となるが、
魔王はこちらの魔法全消去効果という絶対無敵の『時空の歪み』、
ハゲは相対する魔法を一定ターン封印する『レッドカース』を用いてくる。

■白
回復魔法。
相手がこの魔法ターンなら、補助、回復を確実に行うことができる。
ボス級の相手は、相手の攻撃魔法を吸収する『アンキュア』を使うため、
攻撃を行う場合は注意が必要。


……という具合である。
このゲームの敵の行動パターンは、
プリっちと同様に特定のパターンからランダムで選ばれるわけだが、
プリっちと異なる点は、完全にパターンを把握しても尚2択を迫られるという点にある。
ただし、2択のどちらを選ぶか博打になるわけではなく、
自分や敵の魔法の特性をばっちり把握しておけば、最適な行動がとれる。
そしてそれこそがこのゲームの醍醐味なのだ。

以下、ラスボス戦におけるおけるこちらの各魔法の有用性について語ってみる。

■ブリッツショット
最低ランク攻撃魔法。威力小。ローリスクローリターン。
ラスボス戦でこんなの使う余裕はない。不要。

■聖フィニッシュブロー
威力中で自動オメガルーン付攻撃魔法。
威力にはさほど期待できないが、自動オメガルーンのために抜群の安定性を誇る。
リフレクション、アンチマジックがからむ可能性のあるターンに最適。

■アイスバインド
威力大の攻撃魔法。
攻撃に使うにはダメージが小さすぎるなど、中途半端感に満ち溢れている。
不要。

■スターシュート
威力超大の攻撃魔法。
リスクなしの攻撃魔法としては最強だが、反面MP消費がきつい。
この魔法を多用するとみるみるうちにMPが減っていく。
ラスボス戦で使うとするなら、敵の補助2つのターンにギガルークで強化して突っ込む程度か。
有用性は高くない。

■エレキバースト
自爆技。自分がダメージを負う変わりに敵に最大級のダメージを叩き込む。
MP消費も少なく、超優秀攻撃魔法にしてこのゲームにおける最重要魔法。
この魔法を使うかどうかで、その人がこのゲームにどれだけ習熟しているかがわかる。
魔王の赤青赤パターンに対してはこの魔法を両サイドにセットするのが基本。
アイスバインドやスターシュートと相殺して競り勝った場合、
競り負けた時よりもダメージが増えてしまうのはご愛嬌。
ただし、リフレクションやHリフレクションにぶつけると、
自身の反動ダメージ+敵からの極大ダメージで死亡確認。

■マイティシールド
敵の攻撃魔法を2割軽減。ローリスクローリターン。不要。

■ハイシールド
敵の攻撃魔法を5割軽減。
グラビトロンの威力も半減できる、コストパフォーマンスの高い防御魔法。
……なんだけど、個人的には特に使わず。
MPをケチりたい時に使うのはいいかもしれない。

■アンチマジック
敵の攻撃、防御魔法を破壊する。
エレキと並んで超重要な魔法。
グラビトロンを使う可能性のある場合はなるべく使用したい。
ただしオメガルーン付の魔法は破壊できないのに注意。

■リフレクション
敵の攻撃魔法を跳ね返す。ただし跳ね返した魔法の威力は半減している。
グラビトロンには無効という時点でもはやなんとも……
スターシュート以下の魔法を跳ね返してもしょっぱいダメージしか入らないしMP消費はでかいし、
敢えて使う理由が見当たらない。
MPが余ってしょうがない時に使ってみる程度。

■リサイク
敵の攻撃を無防備で受ける代わり、受けたダメージに応じてMPを回復する。
エレキバーストを使っていればそこまでMPは枯渇しないし、
エレキの反動ダメージでHPを消費することを考えると、これでHPを減らすのは得策とは言えない。
不要。

■メガルーク
右側にセットした魔法の威力を2割アップ。MP消費も少ないが見返りも小さい。不要。

■ギガルーク
右側にセットした魔法の威力を5割アップ。エレキバーストを強化するのに使える。
ただし、反動ダメージもアップするのに注意。

■オメガルーン
右側に設置した魔法が補助、防御、吸収、反射の影響を受けなくなる。
敵の使うそれについては注意する必要があるが、
こちらには敢えてこれで強化したい魔法はない。
(オメガルーン付リフレクションでグラビトロンが反射できれば使えたかもしれないが……)
不要。

■ツインルク
左右にセットされた魔法の威力を3割アップ。
敵の行動パターンを考えると、敢えてこれを使いたい状況はないと思われる。

■ベレク
相手の補助魔法を破壊する。ただしオメガルーンやレッドカースは破壊できない。
ステータス強化魔法に対しては使わないが、
魔王の赤青赤パターンの際に、ツインルクを警戒して使うのはアリか?
オメガルーンを破壊できればもっと使えるのだが……

■ジェント
3ターン知力を強化する。つまりは魔法威力の増大。
しかしたかが3ターンしか効果がない魔法の為に、魔法枠を1個セットするのは……
特に使いたい魔法がない時にとりあえずかけておく程度。

■ダイト
3ターンリカバーを強化する。
この魔法に頼らなければならないほどMPのやりくりに苦労しているなら、
むしろ戦略を見直した方が手っ取り早い。

■キュアズ
HP小回復。ラスボス戦で使うには回復量小さすぎ。不要。

■キュアルズ
HP大回復。エレキの反動ダメージや、相殺し切れなかった敵の攻撃魔法を回復するのに有用。
コスト相応の効果がある。

■アンキュア
敵の攻撃魔法を吸収してHPを回復する。
グラビトロンにも有効。
反面、MP消費がハタヤマ魔法中最大であり、
敵のアンチマジックとぶつかると泣ける。
HPが少ない時に安全策で使うのも有りだが、
基本的にはなくてもなんとかなる魔法。
素人さん救済用魔法か?

……なんか書いてるうちにえらく長くなってきたが、
要するに、巷で強いと噂のメタモルファンタジーのラスボスは、
聖フィニッシュブロー、エレキバースト、アンチマジック、キュアルズの4魔法だけで勝てるのだ。
無論状況に合わせて他の魔法を使うことで戦いの効率は上がるけれど、
基本的には上記4魔法で事足りる。
ただここで重要なのは、以上の結論は、
『敵の行動パターンや魔法の効果を熟考した上で導かれる結論』
ということである。
突き詰めると必要な解が少ない、というのは他のゲームでもよくあることだが、
そこへ至るまでにある程度の試行錯誤が必要となる、という点をクリアしているかしてないかで、
その作品のゲームとしての価値は大きく分かれる。
そしてえろげにおいて、その点がクリアできている作品は驚くほど少ないのだ。
その点でメタモルファンタジーは、ゲームとしてのえろげを語る上で重要な作品であると言えよう。

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